FreeTribe事務局 川瀬です。
今回は先日行われたアメリカ大統領選でFX取引されたメンバーさんがいらっしゃいましたのでご紹介しますね。
プロでも今回の大統領選の取引は難しかったようですが、そんな中、約200pips、1トレードで利益を上げられたみたいです。
ヒラリーなら円安、トランプなら円高
今回の大統領選の結果を受けて相場はどう動くのか
- ヒラリー勝利なら円安
- トランプ勝利なら円高
このように言われていました。
実際に9日午前中、トランプ氏優勢の情報が入ると相場も円高になり、ドル円チャートでは105円から101円台まで下落していきました。
複数のメンバーさんからメールをいただいたのですが、このドル円の下落は、投票の結果を見ていれば流れを掴めたので、多くの方が利益を上げられたようです。流れに沿ってドル円売りを複数回繰り返し、利益を上げられた方が複数いらっしゃいました。
しかし、トランプ氏勝利が確定すると、相場は円安に転換されていきました。
ナゾの円安
「共和党候補のトランプ氏が勝つなら、円が節目の1ドル=100円を突破する可能性がある」
と言われていたのですが、トランプ氏の勝利が確定したあたりから、今度は、101円台から105円台に上昇したのです。
トランプ氏の勝利は円高要因との見方が多数派だったのに、正反対の動き。
なぜそのような事が起きたのか。
実際の値動きはこのようになっていました。
10:00頃 開票スタートし、トランプ氏優位が伝わり円高に
14:00頃 財務省・金融庁・日銀が緊急会合を開催を発表
15:30頃 財務官が「為替介入に限らず必要なあらゆる措置を排除しない」とコメント
17:00頃 トランプ勝利宣言「米国の利益を一番に考えるが、海外諸国と公正な関係を築くことも世界に知らせたい」
午後2時すぎに財務省、金融庁、日銀が3者会合を開かれ「為替介入に限らず、必要なあらゆる措置を排除しない」とコメントされましたが、最終的に円安に大きく変えたのは(午後5時ごろに伝わった)トランプ氏の勝利宣言です。
- 「米国の利益を一番に考えるが、海外諸国と公正な関係を築くことも世界に知らせたい」
- 「世界最強の経済を構築する」
との考えを強調したことにより、当初と言っていることが違うじゃん!と…。市場参加者は、法人税率の引き下げなどの減税やインフラ投資、規制緩和といった政策へ関心を向け、アメリカへの期待感からドル買い円売りとなり、円安へと変わったようです。
「共和党候補のトランプ氏が勝つなら、円が節目の1ドル=100円を突破する可能性がある」
と言われていたため、今回の大統領選の値動きは非常に難しかったようですが、
そんな中・・・
1トレードで200pips獲得
されたメンバーさんがいらっしゃいました。
大統領選の状況で方向性を確認し、エントリーポイントはチャートで確認。節目を意識した取引を行い、1回の取引で200pipsほど獲得されてました。
天井付近で売っているかなりきれいなトレードです。
※こちらの取引はユーロドルになります。この日ユーロドルはドル円と真逆の動き(ドル円が上昇ならユーロドルは下降)をしていました。
1回で200pipsの利益というのはイメージが付きにくいかもしれません。ただ、一般的には1ヶ月で合計200pipsも取れれば十分と言われています。
取引量が増えるとこのような利益になります。
- 取引量0.1Lotで取引した場合:200pipsの獲得で約2万円の利益
- 取引量1.0Lotで取引した場合:200pipsの獲得で約20万円の利益
- 取引量5.0Lotで取引した場合:200pipsの獲得で約100万円の利益
1ヶ月で合計200pipsも取れれば十分と言われている理由がよく分かると思いますが、こちらのメンバーさんは1日で200pipsを獲得されました。
そしてここからも続きがあり、流れが強かったので、その後も流れに沿った節目での取引を重ねられて
結果、1日でこんなに取れたようです。
大統領確定後の値動きは難しかった部分もあると思いますが、流れと節目を見て、素晴らしいの一言です。
大統領選の結果とチャートを使った判断で、お手本のような天井売りのトレードをされたフリトラメンバーさんのご紹介でした。