スマートフォンでトレンドラインを活用して、相場の方向性を確認する方法をご紹介しましたが、今回は、トレンドライン(斜めのライン)ではなく、水平ラインを活用してトレードしているメンバーさんをご紹介します。
フリートライブと付き合いの長いメンバーさんなのですが、こちらのメンバーさん、
・1トレードあたりの取引量は0.01~0.02Lotと少なく、
・平均利益はわずか0.5%と小さいのですが、
1日単位で1万円以上の利益を出されているメンバーさんです。
「ちりも積もれば山となる」
とは、まさにこのことではないかと思います。
ただ、やみくもに取引したからといって、山が出来るわけではありません。
こちらのメンバーさんが山に出来るのは、重要なポイントを抑えているからです。
その重要ポイントを、メンバーさんが送って下さったトレード5連発と併せてご紹介します。
メンバーさんが使っている水平ラインとは?
水平ラインとはチャートにある『節目』となる価格帯に引いたラインのことを言います。
『節目』とは、値動きが下げ止まったりまたは上げ止まったり、値が大きく動きやすいポイントとなる価格帯です。そのため『節目』はエントリーする目安であったり、利益確定や損切りの目安として活用されます。
メンバーさんも、エントリーするときの価格や、利益確定、損切りの目安に水平ラインを使用しています。
水平ラインを利用したトレード手順
メンバーさんが行っているトレードの手順をご紹介します。
- 1:節目に水平ラインを引く
- 2:値動きの方向性を確認
- 3:引いた水平ライン(節目)付近でエントリー
- 4:引いた水平ライン(節目)を目安に損切りと利益確定の注文を入れる
- 5:思った方向に価格が動けば損切りの値をずらしていく
と言う感じでトレードをされているようですが、何か特別なことをされているわけではありませんね。日頃からお伝えしている、基本中の基本「値動きの流れ」と「節目」を意識して取引をされています。
「ちりも積もれば山となる」トレード5連発
実践トレード第1弾
- エントリー:109.949
- ストップ:109.709(-24pips)
- リミット:110.721(+77pips)
- 結果:+77.2pips
節目となる水平ラインは赤いラインで3本引かれています。値動きの方向性は上だったので、画像中央あたりの赤い水平ライン(109.98あたりの節目)に価格が近づいた時にエントリー。一番下の赤い水平ライン(109.74あたりの節目)の少し下にストップを置き、一番上の赤い水平ライン(110.70あたりの節目)を利益確定の目安に。
結果、教科書のように下から上まで綺麗に取られてます。(約77pips獲得)
ちなみに利益確定後のチャート画像がこちらです。
利益確定の目安とした節目の水平ライン(110.70あたり)で、値動きが止まっている(上昇が一時止まった)のが確認できると思います。
このように水平ラインは、トレードの判断(エントリーの目安・損切り・利益確定の目安)にとても重要で効果的です。
実践トレード第2弾
- エントリー:111.000
- ストップ:111.250(-25pips)
- リミット:110.593(+40pips)
- 結果:+40.7pips
こちらのトレードでは、含み損がほとんどなく、利益になったそうです。
実践トレード第3弾
- エントリー:110.614
- ストップ:110.390(-22pips)
- リミット:111.150(+53pips)
- 結果:+50.3pips
実践トレード第4弾
もちろん負ける時もあります。
- エントリー:1.23339
- ストップ:1.23500(-16pips)
- リミット:設定なし
- 結果:-16.3pips
ただ、負けるときは損失-16pipsとかなり小さいです。
こちらのトレードは、大きな流れが下方向だったためリミットはあえて設定せず下がれば大きな利益になると考えられたそうです。それに対して損失が小さく済むポイントだったためトレードされたとのことです。
言い換えれば、利益よりも損失が少なくできるポイントでしかトレードをしない、ということです。損小利大のトレードには重要なポイントです。
実践トレード第5弾
- エントリー:1.06303
- ストップ:1.06500(-20pips)
- リミット:1.05850(+45pips)
- 結果:+28.8pips
月平均8%の利益率を継続
最近のトレード5パターンをご覧いただきましたがいかがですか?
偶然の勝ちトレードではないことはお分かり頂けたかと思います。
また利益が小さいと感じられたかもしれませんが、この小さい積み重ねでも、月利平均8%ほどを確保されているそうです。
こちらをご覧ください。
こちらの実績はMYFXbookの実績であり、MT4と連動させてトレードの損益状況を確認できるものになります。ご存知かもしれませんがこの実績の不正は出来ません。
こちらのメンバーさんのプライベートなトレード日記として、普段は非公開にされているようですが、今回こちらも一緒に送って下さいました。
ご欄頂いてのとおりドローダウンも少なく、3ヶ月間に渡って安定したトレード結果を継続されていますね。このようにレバレッジを大きく取らなくても(取引量が少なくても)、資金は継続して増えていきます。
まとめます。
メンバーさんがコツコツと継続的に資金を増やしていくために行っていること
それは
- 損小利大になるように狙ってトレードをすること
- 仮に連敗をしても必ず損切りをすること
- 流れを見て節目を活用すること
- 自分にとって無理のない取引量でトレードすること
です。
取引量が少なければ損した時の額も少ないので、精神的なダメージも少なく、心にやさしいトレードになります=それは、精神的ストレスがないということですので、結果トレードの継続に繋がります。
目先の損失に惑わされず、損小利大の取引をめざし、ご自身にとって適した取引量を見つけてトレードしてみてください。
損小利大のトレードで連敗することがあったとしても、流れと節目がわかるようになってくれば利益は自然と増えていきます。
フリトラメンバーさんのご紹介でした。