数年前から比べて熱中症で搬送される方が急増しています。
私の地元でも毎日のように救急車両が往来しています。
時間帯は朝から午前中が多いです。
最近見たニュースでは21歳の男性が熱中症で亡くなっています。
つまり、若い方からご年配の方まで、熱中症にかかるリスクは非常に高いということです。
熱中症にかかったことがない方は、熱中症の恐ろしさを知らないと思いますので、私の体験を踏まえて対策方法などお伝えしたいと思います。
熱中症は命に関わりますので、この記事は必ず読んでくださいね。
寝るときはエアコンをつけて!
熱中症に一番なりやすい環境としては、寝るときにエアコンをつけなかったり、窓を閉め切ってしまうことです。
寝る前に気温が低かったとしても明け方から急激に気温は上昇していきます。
エアコンが嫌いな方は窓全開で寝てると思いますが、それでも気温が高くなるときは危険です。
ちなみに私は上記の2パターンで熱中症を発症しています。
搬送される方のほとんども上記2パターンです。
つまり、エアコンをつければ寝ている時の熱中症は、ほぼ防げるということです。
気になる温度設定は、27度〜28度で調整してみてください。
その時に扇風機も『弱』で構わないのでつけた方が、空気が循環するので涼しさがアップします。
電気代を気にされる方もいらっしゃると思いますが、エアコン28度前後の設定であれば、そこまで電気代はかかりません。
エアコンは低い温度設定にした場合、外気と気温差がある場合、電気代が過剰にかかると言われています。
例えば、部屋の温度が35度あったとして、そこからエアコンの温度を18度にした場合、気温差は17度になります。
この時にエアコンはフルパワーで稼働するので、凄まじく電気代がかかります。
このような使い方をしなけば電気代に悩まされることはありません。
もちろん完全に使わなければ1円も電気代はかかりませんが、そこはケチるべきではありません。
何故なら、その節約心から命を落としてる方が大勢いるからです。
命を守るためにも寝る時だけはエアコンを使ってください。
7段階の熱中症レベル
熱中症の症状をレベル1~レベル7に分けて解説します。もし、あなたの周りの人が下記の症状に該当している場合は、医療機関に連れて行くことを検討してください。
レベル1:顔が火照り、目眩を感じる。
熱中症の初期段階としては、めまいや立ちくらみ、顔がほてるなどが挙げられます。
上記以外にも、一時的に意識が遠のいたり、腹痛などの症状が出る場合もあります。
レベル2:筋肉のけいれんが起こる。
昔の言葉で言えば『こむら返り』今風に言えば『筋肉がつる』
筋肉がピクピクしたり、硬くなる場合があります。
レベル3:吐き気を感じる。
体が急激にだるくなり、吐き気や場合によっては頭痛になることもあります。
個人的にはレベル3から発症する方が多いと思います。
私自身も先日、東京に行った時に、東京の湿度と気温にやられてしまい、1時間以内にレベル3の症状を発症してしまい、苦しい思いをしました。
レベル4:汗が出ない、汗の出方がおかしい。
自律神経が影響を受けるようになり、汗が全く出なかったり、汗を拭いても拭いても出る場合は、レベル4になっている可能性が高いです。
レベル5:体温が高すぎる!
体温が異常に高くなり、皮膚も赤くなる場合があります。
大変危険な状態ですが、まだ自力で動けます。
レベル6:正常に歩けなくなり、呼びかけにも反応しなくなる。
体がひきつけを起こしたり、寒くもないのに震えてしまう。
人から声をかけられても反応できなかったり、おかしな返答をするようになる。
自力で行動不能になる。
すぐに医療機関に行かなければ生死に関わります。
レベル7:水が飲めない、飲ますことが出来ない。
意識がなくなり呼びかけに全く反応しなくなります。
自力で水が飲めなくなり、無理やり水を飲まそうとすると大変危険です。
死の一歩手前なので、直ちに医療機関に連れて行く必要があります。
対策方法
レベル1とレベル2であれば、症状を感じた瞬間に水分補給をしてください。
その水分も『水』ではなく、ポカリスウェットやアクエリアスなどのスポーツドリンクが良いです。
スポーツドリンクには、体に必要な電解質という成分が入っています。
電解質とは体液に溶けている塩分のことです。(ナトリウムやカリウム等のミネラル)
電解質が体から失われると神経や筋肉が正常に動かなくなり甚大な影響が出ます。
レベル3になってしまったら、直ちに水分補給を行い、涼しい場所に移動してください。
早ければ数時間で回復することもあります。
心配な場合は医療機関へ。
レベル4以上は直ちに医療機関へ受診してください。
命に関わるので医師の診断を受けるべきです。
まとめ
熱中症を甘く考えないでください。
私は3年前に熱中症を発症してしまい、毎年のように熱中症のリスクに晒されています。
一度かかってしまうと、死ぬまで熱中症体質になってしまいます。
エアコンが嫌いな方は、夫婦揃って熱中症で亡くなってしまった例もあります。
寝ている時の熱中症はエアコンをつけることにより防げます。
日中は出来るだけ涼しい場所で過ごしたり、日差しを避けることです。
街を歩く時は、出来るだけ影を歩き、帽子や日傘など持つと良いですね。
そして、汗をかく場合は、筋肉や神経を正常に動かすために必要な電解質が失われてしまうので、ただの『水』ではなく、スポーツドリンクを小まめに飲むことが重要です。
まだまだ暑さは続きます。
トレーダーたるもの自己管理は仕事の一つです。最高のコンディションでトレードしてこそ、最高のパフォーマンスが出せますので、熱中症対策は万全に行いましょう。