全国各地梅雨も明け(関東は梅雨が戻ったような天気が続いていますが)、夏真っ盛り、夏休み、フェス、花火大会など夏ならではの催し物も各地で行われているかと思います。
夏バテや熱中症には充分気をつけて夏を楽しんでいきたいところですね。
今回は、夏に負けないくらいの勢いをみせる(笑)フリートライブ会員様の最近の近況報告を頂いたのでご紹介いたします。
「1ヶ月間で100万円の利益になりました!」
- 取引回数:85回
- 勝率:76%
- 利益:約100万円
いただいた履歴では、元金がいくらか分からなかったので伺ったところ、約100万円の資金でした。
100万円の資金を使って、1か月間の利益が100万円。
1ヶ月で資金の2倍を達成されたということです。
とても順調な取引で、着実に利益を積み重ねていらっしゃいますよね。
そこで普段どういった取り組みをなされているのか、いくつか質問をしてみましたので、ご紹介いたします。
【質問1】どういった手順や流れで日々のエントリーを考えられていますか?
単純に流れは上だな、横這いだな、だけでなく、相場は常に変化するという前提で考えています。
例えば1時間や4時間足でレンジ推移していたものが、数時間後や明日には下降トレンドに入るかもしれません。ですが、こればかりは当てようがありません。
だから値動きを当てるのではなく、予測してこうなるかもしれないという可能性を考えています。今現在の動きから次の動きに変わる可能性を常に考えているといった感じです。
その為には節目(レジスタンスライン、サポートライン)、トレンドライン、テクニカル指標などを使い、エントリーポイントを出すのと同じ要領で、流れが変わる可能性のあるゾーンやラインというものをさがして要注意ラインとしてわかりやすく他のラインと色分けしたりしています。
- その要注意ライン、ゾーン付近にくるまでは、以前から継続した売買手段を用い、
- 要注意ラインやゾーン付近に値が寄ってくれば様子見し、
- 予測した方向へ値が動いていけば、その値動きにあわせた売買手段に切り替えたりと
常に先の動きの可能性を考えながら、大局の流れに逆らわない取り引きを心掛けています。
【質問2】どのような取引スタイルでトレードをしていますか?
手順としては、仕事の出勤前にチャートを開いて日足から順に流れを確認し、節目のラインなどをひいてチェック、およそのエントリーポイント、要注意ゾーンやラインなどを出しておきます。
出勤後は、仕事の合間合間でスマホのMT4を使ってチャートのチェックをしています。
メインは帰宅してからのエントリーになりますが、仕事の合間や休憩時間にチャンスがあればエントリーする場合も多々あります。
朝に予め相場をチェックし、エントリーしたいおよそのポイントは決めているので、決まった短い時間でもほぼ考察なしにタイミングをとるだけでエントリーできます。
このように自分の仕事や生活の中で取引しやすいように性格やメンタルも考慮し、工夫して短時間で終えることのできるルールを作っています。
【質問3】取引する上で気をつけていることは何ですか?
昔はよく値動きが逆にいきもうすぐロスカットといった場面で『もう少ししたらまた戻るかも』と考えロスカットラインを引き延ばしたりしていました。結果予想以上の損失です。
こういう失敗に何回もメンタルをズタズタにされましたので(涙)今は逆転というミラクルよりも、冷静に資金を大切に運用する事に重きをおいています。資金が大きく減るほうがよっぽどメンタルにこたえるので、ロスカットラインだけは変更しません。
追加のリスク管理として、自分で設定したロスカット幅で対応できないようなボラティリティの(変動幅が広い)時はエントリーを控えたりもします。
このリスク管理は資金に対してのパーセンテージで設定していて、僕のリスク許容範囲は資金の最大30%としています。
例えば、資金が100万あったとします。
ロスカットが30pips(0.3円幅)の場合、5Lot(50万通貨)で取引をすると15万円失われます。
資金が100万円なら15%の損失になりますから僕の中では許容範囲内になります。
このように取引量を調整したり、エントリーを控えたしながらリスク管理を行い取引をしています。
【質問4】トレードのスキルアップをする為に日々実践していることはありますか?
一つの手法でうまくいかない場合、別の手法に乗り換えたくなったりしますが、これがそもそも間違いだと僕は思います。
僕の場合、取引手段(ルール)は、フリートライブで教えて頂いた逆張り手法がベースです。この逆張り手法を突き詰めてデメリット(負けるパターン)を理解していくと、このデメリットをメリットに変えることのできる応用力が身についていきます。
逆張り手法を突き詰めていく上で、ローソク足の形やパターン、使っているテクニカルの理解、理論や考え方を深めていきました。
その結果、手法そのものは変えていないのに、逆張りのデメリットがメリットに変わる⇒逆張りの反対の順張りでも利益にできるようになり、様々な相場で利益に変えられるようになりました。
その結果が、今回お送りした結果です。
だから逆張り手法でダメだから順張り手法を新たに勉強しなおそうではなく、ベースは変えないで一つの手法を深く理解していくことが大切なのではないかなと思っています。
あとは、エントリーした後、ロスカットした、利益になったなどの結果よりも、エントリー中の含み損を意識して見るようにしています。
この含み損を知る事はとても大切だと思っていて、結果は同じ利益でも、エントリー中の含み損が5pipsと25pipsではエントリー精度において雲泥の差があります。
分かりやすくいいますと、エントリーのタイミングやちゃんと合っているかいないかがこれでわかります。エントリーして値動きがかなり逆行するようなら、タイミングが間違っていると考えることが出来ます。
どうせなら最適なタイミングで含み損を抱える時間なく取り引きを終える事が出来れば、メンタル的にも一番ストレスがかかりません。
こんな感じに、利益確定で単に喜び取引終了ではなくて、常に微妙な変化を感じ、調整できる様に心掛けています。
以上、フリートライブ会員様の近況をご紹介いたしました。
結果を出されている方がどこに視点を置いているのか、具体的に知っていただけたのではないかと思います。
「こんな点に気を付けているのか!」など、自分にはなかった見方があることに、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんね。
ぜひ、あなたのトレードスキルアップにお役立てください。