FreeTribe 岡村です。
本日は証券会社の選び方に関してレクチャーしたいと思います。
FXは証券会社選びが重要です。
そして、証券会社には、大きく分けて2つのタイプが存在します。
それが、DD方式とNDD方式です。
とても重要なことなので、わかりやすく解説していきたいと思います!
DD方式とNDD方式とは?
証券会社がトレーダーの注文を処理する方法は大きく分けて2つに分類できます。
その2つの違いに気付かないとエライことになります( ;´Д`)
特にFX初心者の方は、違いが理解出来るまで熟読されてくださいね。
先に結論から言っちゃいますと、
『私なら絶対にNDD方式の証券会社を選びます』
国内証券会社の8割はDD方式という実態
まずDD方式ですが、トレーダーが発注した注文を証券会社のディーラーが介して、市場に流す形態になります。
トレーダーの注文を証券会社が一旦決済しますのでトレーダーと証券会社の利害関係が対立します。
つまり、顧客であるトレーダーが儲かると証券会社が損をするという仕組みです。
この仕組みですと利益を出すトレーダーが増えると証券会社は倒産しますよね。
しかし!
それを阻止する為にディーラーが存在します( ´ ▽ ` )ノ
ディーラーは、証券会社に利益をもたらすという目的のみで存在しています。
証券会社に利益をもたらす・・・・
裏を返すと顧客であるトレーダーが損をするように、様々な方法を用いて画策しているという訳です。
その中でも顧客のポジションを故意に狙うストップ狩りという行為は、あまりにも有名です( ;´Д`)
ちなみに国内証券会社の80%以上がDD方式の仕組みを導入しています。
DD方式を導入している証券会社は、スプレッドが以上に狭いという特徴(メリット)がありますが、
個人的には、客寄せパンダみたいなものだと思っています。
海外証券会社はNDD方式がメジャー
ノン・ディーリング・デスクの略で、証券会社が、取引デスクを持っていない、ディーラーが存在しないという意味です。
つまり、顧客であるトレーダーの注文がダイレクトに市場に流れる形態です。
NDD方式の場合は、顧客が取引をすればするほど証券会社にはスプレッドとして利益が入ってきますので、利害関係が対立しません。
ですので、証券会社は顧客を勝たせようとします。
その結果、ストップ狩りや約定拒否なども存在せず透明性の高い取引が行えます。
ちなみに海外ではNDD方式がメジャーなので、海外証券会社ではNDD方式を採用しているところが多いです。
まとめ
『DD方式』
顧客が損をすればするほど証券会社が儲かる仕組み。
だから証券会社は、顧客が損をしやすい環境やシステムを導入している。
国内証券会社の80%以上はDD方式を採用している。
『NDD方式』
顧客が取引をすればするほど、スプレッドととして利益が入り、証券会社が儲かる仕組み。
だから証券会社は、顧客が勝ちやすい環境やシステムを導入している。
以上のことから私はNDD方式を採用している証券会社を選ぶことに注意しています。
ちなみに海外のトレーダーも私と同じように透明性が高いNDD方式を選ぶようです。
※補足
DD方式は別名MM方式(マーケットメイカー)とも呼ばれています。
DD方式を採用している証券会社は1日に数十回~数百回取引をするスキャルピングを異常に嫌います。
あるトレーダーさんは、スキャルピングで月に1000万円以上稼がれたそうですが、
口座を凍結されて出金出来なくなったようです。
稼ぐために取引をしているのに、大きく稼いだら出金出来ないなんて、詐欺みたいな話ですよねヽ(`Д´#)ノ
反対にNDD方式を採用している証券会社は、上記のようなスキャルピングは大歓迎です。
何故ならスプレッドとして利益が入ってくるからです。
DD方式、NDD方式、あなたならどちらの環境で取引をしたいと思いますか?