FreeTribe事務局 川瀬です。
目標設定の大切さは様々なところで言われていますが、先日、脳科学の先生も「人間が生き物の中で一番すぐれているのは【未来を見据える能力】、その人間が未来を見据えた目標を設定しないのはもったいない!」とおっしゃっていました。
ちょっとしたデーターでは、ハーバード大学が卒業生に行った調査があります。卒業する時に、
- 明確な目標を設定していない人が84%
- 目標を設定したが紙に記入していない人が13%
- 明確な目標と具体的な行動計画を紙に記入している人が3%
その人たちの10年後の収入状況を調査したところ
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目標を設定したが紙に記入していない13%の人は、
明確な目標設定をしていない人よりも収入が“2倍”
明確な目標と具体的な行動計画を紙に記入している3%の人は、
明確な目標設定をしていない人よりも収入が“10倍”になった。
というデーターがあります。
時期的にも書籍やインターネット上にも目標設定の仕方はたくさん紹介されていますので、すでに目標設定をされている方も多いと思いますが、目標を立てたのであればそれを達成したいですよね。
本当にその目標でいいのか?
立てた目標をどうやって達成していくか?
目標の見直しや、今後の行動のヒントになる面白い法則があったのでシェアしたいと思います。
様々なことに応用可能な黄金の法則です!
ユダヤ人が商売に対する心構え、儲ける法則がある
「ユダヤの商法」という本を知っていますか?
この本は日本マクドナルドをつくった藤田田さんが書かれた本ですが、この本の中にユダヤの法則というのがあり、世の中はすべて78対22で成り立っていると言う【78対22の法則】が紹介されているのです。
ユダヤは世界を見回してみると、金融、政治、娯楽などの多くの分野でトップクラスに君臨しています。
スティーブン・スピルバーグもユダヤ人
科学者ではあのアルバート・アインシュタインもユダヤ人
金融においては欧州のロスチャイルド家
過去の人物ではレオナルド・ダビンチ
予言や錬金術師として有名なノストラダムスもユダヤ人
さらにイエス・キリスト
etc…
世界の名だたる方々がユダヤの血を引いています。
世界の億万長者トップ400人中に占めるユダヤ人の割合は60人で、億万長者の15%を占めているそうです。また、ノーベル賞受賞者(1901年~1999年までの間)は、663人中140人がユダヤ人だそうです。
そんな実業界で活躍しているユダヤ人の商売に対する心構えや、儲ける法則が78対22の法則です。
中々、気になりますね。
最高のバランス【78:22】
科学的に「78対22」という黄金比が証明されていたり、この黄金比が統計の中から見つかっているものも多かったりします。
例えば
- 地球は、海の部分が78%で、陸が22%
- 空気は、窒素が78%で、その他が22%
- 人間の体は、水分78%で、その他が22%
言われると、なんか聞いたことあるな・・という気がするでしょう。
経済ではこんなバランスを聞いたことありませんか?
- 22%のお金持ちが世の中の78%のお金を動かしている
- 売上の約8割は全顧客の2割の人達により生み出されている
- お金を貸したい人が78に対して借りたい人が22の割合でできている
など言われています。
銀行は、預金を集めてそれを貸し出して利益を得ていますが、預金者の方が多くなければ貸し出すことが出来ません。この預けた人と借りた人の比率が「78対22」の関係になり銀行が利益を得ています。
またこんな数値もあります。
働きアリの78:22
働きアリの集団のうち、まじめに食料を集めているのは78%、残りの22%の働きアリはサボっているそうです。サボっている22%を集団から隔離すると、まじめに食料を集めていた働きアリの22%が新たにサボるアリになり、逆に、まじめに食料を集めいていたアリの数を減らすと、サボっていたアリの中から、まじめに働くアリが現れるそうです。
常に78%がまじめに働き、22%がサボる状態になるらしいです。
McDonald’sにも78:22
また、この書籍を書いた日本マクドナルドをつくった藤田田さんは、マクドナルドが得意とする、かつてのコーヒー0円やハンバーガー100円などの商法は、ユダヤ商人から伝授してもらった「78対22の法則」の応用編なのだそうです。
ソフトバンクにも78:22
ソフトバンクの孫正義さんも、この本を読み感銘を受けて、著書の藤田さんをアポなしで会いに行ったという話があります。アポイントをとってないので当然、門前払いをうけたらしいです。それでも面会してくれるまで毎日通い続け、熱意に負けた藤田さんが15分だけという条件付きで対面をし、孫さんは藤田さんの前でこの本の感想をのべたらしいです。
そのときに、「これからアメリカに勉強に行くのですが何を学ぶべきでしょう?」と言う質問もされたらしく、その時、藤田さんからは「これからはコンピューターだと思うよ」と、答えられたそうです。次の年に孫さんはアメリカに留学して勉強し今の基礎を築いた、というお話です。なのでソフトバンクの戦略にも、この78対22が応用されているかもしれません。
斎藤一人さんの78:22
斎藤一人さんも人間は78点が満点。 あとの22点は改善点で必要なスペース。だから完璧主義は間違っているし必ず失敗する、と言っています。
日本の実績ある方々もこの78対22の法則を応用しているとすれば、私たちもこの法則を応用するのが結果をだすための近道だと思いませんか?
実生活で活用できる78対22の法則
例えばFXの目標では
- 1回の取引における利益は7.8%を狙う、損失は2.2%に抑える
- FX勝率は勝ち78%、負け22%を目指す
- もしくはその逆、勝ち22%、負け78%を目指す
資金管理の面では、
- 利益が出た分は、78%を複利に回し、22%は出金する
- 資金の22%は投資に回して、78%は手を付けない
などのバランスを目標や基準にすると、ちょうどいいトレードが出来るのではないかと思います。
仕事においては
- 仕事で結果を出すという目標であれば365日の78%(285日)は仕事して、残りの22%(80日)を休む
- 1時間のうち78%は仕事に集中し、22%は脳を休める
- 仕事が辛ければ、楽しい仕事を22%する
- 仕事が楽しいのなら、辛い仕事を22%する
などなど、仕事で成果を発揮するには適度な休みが必要です。
休みがあるからこそ仕事で力を発揮できる=22%の行動が78%の効果を最大限に発揮するとも言えると思います。
仕事内容は変わらなくても、今までとは違う方法や考え・技術などを22%だけ取り入れてみると、大きな失敗もなく新しい結果が生み出せていいかもしれませんね。
家族や職場でいい人間関係を築きたいと思えば
- 好きな人でも、22%合わないところがあって当たり前
- チームのうち、22%苦手な人がいるのがちょうどいい
と考えるといいかもしれません。
自分もそうであるように完璧な人なんていません。100%を求めるのではなく違うところがあって当たり前と考えていれば、コミュニケーションの取り方や、話し方にも変化がでてくるかもしれませんね。
目標を達成させるコツ
どちらかが0で、どちらかが100ではバランスが悪く、半分半分でも中途半端なのです。
実は、適度なストレスも必要らしく人間ストレスが0%になれば廃人になってしまう研究結果もあります。
ビジネスだけでなく、普段の考え方、目標の立て方、時間の使い方、いろんなところでこのユダヤの法則は使えると思いました。
1年の初めに立てた目標が12月になると忘れているという話はよくありますが、目標に向けた行動が続かないのは、完璧を求めすぎて疲れてしまったり、結果を早く求め過ぎているからではないでしょうか。
この黄金バランスは、長く続けるためのバランスであったり、効果的な結果を生みだすための法則なのかもしれません。
せっかく決めた目標は、ぜひ達成して欲しいものです!(*’∀’人)♥*+
ちなみに脳科学の先生は、●~●の間と目標を設定するのがイイと言ってました。
例えば、ダイエットして50キロにする!ではなく、ダイエットして48~53キロにする!という感じで範囲を目標にすることが達成させるコツのようです。
立てた目標も78%達成できれば大成功!と考えても良さそうですね。
1年後、たてた目標に近づいていることを祈ります。